FXの勝率を劇的に上げる方法!?ナンピンの正しい使い方をご紹介
こんにちは!
坂本です。
今回は、FXでよく聞く取引手法である『ナンピン』についてお話したいと思います。取引のやり方においてプロの方たちが時たま「ナンピンが何本」とかって話しをしていまして、それってなんだろうな?とか思ったことはありませんか?
今回の記事でそれを詳しくお話しますので、もう「ナンピンって何だっけ?」とは思わなくなるでしょう。
そもそもナンピンは非常に重要な取引の仕方なんです。コレを覚えておくだけでもプロの投資家に一歩近づけますよ!
ナンピンとは
まず、そもそもナンピンとはなにかについてお話します。ナンピンとは漢字で「難平」と書き、「難を平らに均す」という意味があります。
どういう事かというと、保持している通貨に損失が出たときにその通貨を『更に買って』あるいは『更に売って』しまおう!というものです。
めちゃくちゃ危ないでしょ!と思う方もいらっしゃると思います。当然このやり方は危ないもので諸刃の剣と言われることも多々あります。しかし、それでも重要なメリットがありますし、何よりコレがうまく扱えるだけで『勝率9割以上』を出せる可能性があるんです!
では、ナンピンの原理についてお話しますね!ナンピンは先程も言ったとおり、損失が出たものや自分の思惑とは逆方向に動いているものをその方向にたいしてポジションの追加を行うというものです。
ややこしいですよね?具体例を出してお話しましょう。1ドル100円の相場があったとします。このときに、1ドル90円まで下落したとしましょう。ここでこの『90円のドルをさらに買い増す』のがナンピンのやり方です。
これをすると、持っている通貨の平均が下がります。(100+90)/2=95 ということで現在保持している通貨の平均額は1ドル95円となります。
ここで、次の瞬間に1ドル98円まで上昇したとしましょう。ここで決済すると、『95円→98円』の動きをしたときと同じ利益になります。つまり、全体では『損をしていない』ことになるんです!
これがナンピンの原理と理論です。
メリットとデメリット
さて、ナンピンの凄さはわかっていただけたと思いますがこれ以外にもメリットがあります。そしてメリットが有るならば当然デメリットもあります。これからそのメリットとデメリットについてお話しますね。
・メリット
まずはメリットから。メリットは先程も言いった損失が出ても少ない上昇で損失が打ち消せる。ということです。一番のメリットはここですね。
そして、それ以外のメリットというのが『大幅に上昇したときに利益が莫大なものになる』ということです。先程の例で言えば、1ドル95円が1ドル110円とかになったら大儲けですよね?
このように沢山保持しているからこそ、大きく上がったときに利益が爆発的に大きくなる可能性があるんです。
・デメリット
次にデメリットです。これは、予想通りに動かなかった場合にどんどん損失が膨らんでしまうということです。損失が出ているものを更に買うわけですから、そこからさらに損失がでたら…。
ということでナンピンを繰り返していると借金地獄になるまで負のループが続いてしまう恐れがあるんです。気づいたら資金が全部飛んでいた!なんてこともよくあるそうです。
ですので、初心者の方には『最悪の手法』として教えている方も結構いらっしゃいます。正直僕もあまりオススメはしたくないですね。ですが、プロの方はこの手法を使っても成功されています。
ナンピンを使って成功するやり方
では、成功するやり方とは一体どのようなものでしょうか?それは『長期取引での計画』と『自動売買ツール』の2つです。
一つずつ説明していきますね!まず、長期的な取引でのやり方ですが、長い目で見ておくと後々高騰するだろうと予想して買い溜めておくという感じです。
メリットの2つ目を狙ったやり方ですね。そうでなくても、『長期取引で予期せぬ下落があった時』などにロスカット回避の手法として取られることもあります。
次に、自動売買の方ですね。なぜ、自動売買でナンピンを使うと成功するのかというと、『一定の損失額まで行けば自動で決済』するからです。
ナンピンで失敗する主な原因は『損失を確定させたくない』という心理から来ます。ナンピンは無限にやっていれば絶対に損をしないやり方です。つまりは成功率が高いリスク回避の仕方なんです。
なので、その『成功率の高さ』に甘えてしまって結果的に資金をすべて損失するというわけです。これを機械がやるとどうなるでしょうか?
機械には損失が恐ろしいという心がありませんから、規定回数ナンピンをして損失が回避不能と判断したら速攻で損失を確定させます。
だからこそ、成功しやすいんです。というよりは、「致命的な失敗」の回避が非常に上手いという事ですね。
終わりに
今回はナンピンという手法についてお話しました。この手法を正しく理解して上手に取引を行うことができれば、負けることが殆ど無い!という常勝プレーヤーになることも夢ではありません。
基本的にナンピンは初心者の方が気軽に使っていいものではありません。理由は単純で、『トレンドがすぐさまV字になる』なんて滅多にないからです。
損失を出してしまったならば、おとなしく損失を確定させて次の上昇トレンドを待つ方が賢いと僕は思います。
自動売買ツールを使うならばその限りではないですが、その時は含み損にドキドキしないようにしたいですねw
では今回はこれで終わりとさせていただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
雇用統計相場のFXは○○pipsも動く!?
こんにちは!
坂本です。
今回は雇用統計についてお話したいと思います。そもそも、雇用統計と言われてもどこの国のものなのか、それが我々にどう関係するのか疑問ですよね?
僕も初めて聞いたときは同じ気持ちでした。しかし、今は違います。この記事を読んでくださればその理由がわかると思います。この『雇用統計』はめちゃくちゃ重要ですよ!
ではこれから、その雇用統計について詳しい説明をしていきますね。
雇用統計とはそもそも何なの?
さて、ではまずは雇用統計とは何であるかについてお話しましょう。『雇用統計』とはアメリカで、失業者や就業者などの数からアメリカの経済指標となるものです。月に一回のペースで発表されています。
これが発表されると大きく相場が動くんです。その理由は、『予想と現実の乖離』です。景気が良さそうだと思うと、みんなドルを買うんです。しかし、雇用統計を見てみると失業率が増えていて実際にはそんなに景気が良くなかった!となったときに大きく動くんです。
なぜ予想と違うだけで大きく相場が動くのか。それは、失業率が上がると景気が後退する合図であるからです。そうすると、さっさと『ドルを売ったほうが』損失が少なくて済む。と皆が考えるわけです。そうすると、急激にドルが下がるんです。
逆のパターンも当然あります。就業率が思っていたよりも上がっていて、景気が上昇しそうだ!となればみんな食いつきます。そして、ドルが急激に上がっていくわけです。
FXでの雇用統計は月に一度のイベントですからね。ここで稼ごうと頑張るわけです。つまり、トレンドが『ほぼ確実に』発生する瞬間でもあるんです。
だからこそ、雇用統計は重要なんですよ。
影響はどれくらい出るのか
さて、重要なのはわかったけれどどの程度の影響が出るのかわからない。そう思いませんか?
具体的な数字でお話しますと、だいたい50~100pipsくらいは動きます。普段は10~20も動けば良い方だというくらいのものですよね?それがこんなに動くんですから凄いですよね…
ですが、「一日で」50以上ならたまにですがあります。しかし、この雇用統計の発表時には『10分で』50~100pipsも動くんですよ!
たったの10分でこれだけ動くんです。ヤバイと思いませんか?少なくとも40pips以上が数分で動くんですよ。
とても大きな影響ですよね?これだけの影響を与えてしまうのが雇用統計情報なんです。なので、この日の付近は慎重にことを進めましょうね。
発表されてから30分以内が狙い目!
さて、10分でとんでもない量の価格が動くのですが、それもいつまでも続くというわけではありません。
すばやくかつ、激しく動くということはその分だけ落ち着くのも早いのです。それに何度も繰り返しこの雇用統計発表日を乗り越えてきた歴戦のツワモノたちがいるわけですから、手慣れた手付きで取引をしていき、いつの間にか安定したところで止まります。
この10分のなかで取引を行いまくったらサーバーと財布が終わります。ですが、タイミングを見計らって待ち続けてもトレンドが過ぎてしまいますので意味がありません。
では、このトレンドが終わるのはだいたいどれくらいでしょうか?それはだいたい30分くらいです。
30分もしたら、大概さばけてしまうので相場の乱高下も落ち着きます。
オススメの注文方法
さて、ここで『雇用統計の動きを読んで』取引を行えるのか。という疑問をお持ちになった方もいると思います。
予想できなかったから起きた相場の乱れを予想する。というのはなかなか神業的な読みですよね?ですので普通はできません。しかし、この乱高下の中で注文してもダメージを少なくして取引できるやり方があります。
それが、『OCO注文』です。上がる方と下がる方、両方のポジションを保持しておきどちらかが約定した瞬間にもう片方を破棄(キャンセル)する。という注文方法ですね。
このやり方であれば、損切りと同時に利益が狙えます。つまり、発表の直前からOCO注文をしておくことで、どっちの状況になっても利益が出せるわけです。トレンドに乗り遅れないようにできるというわけですね。
このやり方で、保持する場合はどれくらい相場が動くのかを予め考えて置く必要があります。ですが、平均して50pips以上動くわけですし半分くらいの動きで見ておけばまず間違いのではないかと僕は思います。±25pipsでOCO注文をすれば大概うまくいきます。
終わりに
今回は雇用統計がどのようにFXの相場に影響を与えるかについてお話しました。だいたい50pipsていどは動くので気をつけて取引に望みたいところですね。
ここで、実はこの雇用統計が発表されたときにだけ注意するべきことがあります。それがスリッページとスプレッドの広がりが発生してしまうことです。
これが発生すると、約定したときは50pipsだったのに実際に利益になった分が30pipsだった。なんてことも起きるんです。
ですが、雇用統計の相場に置いて滑らないトレーダーはいないと言われているほど滑りやすい相場ですので損失が出なかったというだけでも大いに凄いと思った方が良いです。
僕はたまに損失出してしまいますからね…
では、今回はこれで終わりとさせていただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
FXにおいて最も信頼できる指標!MACDをご紹介!!
こんにちは!
坂本です。
あなたはFXをやっていて、『絶対的な基本』となるような指標がほしい。と思ったことはアリませんか?
RSIとか移動平均線とか見ててもダマシが多くて見づらいよ…
なんて話もよく聞きます。慣れろ。というのは簡単ですが、もっとわかりやすくダマシが少ないものがほしいですよね?
そこで、今回はMACDという2本の移動平均線を用いた『ダマシが少ない』テクニカル指標についてお話したいと思います。
移動平均線と言っても、MACDで使うものは通常の移動平均線とは少し異なります。そのちょっと変わった移動平均線を用いて相場を読んでいくわけですが、ダマシが非常に少ないんです。
ダマシが少ないので、非常に人気のある優れた指標として用いられています。初心者ならば特に重宝したいものですね。
MACDとは?
さて、このMACDですが実は読み方が「マックディー」といいます。特に関係はないですが、覚えておきましょう。
MACDは『Moving Average Convergence Divergence』の頭文字を取ったものです。日本語ですと、『移動平均収束拡散法』という「収束するのか拡散するのかどっちやねん!!」と思わず突っ込みそうになるような名前ですね。
このMACDは、「移動平均線を進化させたもの」と言う表現をよくみます。
実際そのとおりで、ある計算方法をもとに移動平均線を作り直したものを使って指標を表します。
その際、二本の線を用意するのですが、そのうちの一つの線が名前の由来となっているMACDと言われるものです。もう一つの線を、シグナル線と呼んでいます。
このシグナル線とMACDは相場に忠実に動きます。そこで、MACDがシグナル線とクロスした時点から上がったか下がったかで予測していくのです。
新しい情報に『重み』を設けていく計算方法を用いていますので、現実の相場に沿った動きを見せますこういった手法を取っているために、ダマシが非常に少なく人気があるんです。
ダマシが少ないのも一つの人気の理由だと思いますが、長期中期短期すべてのスパンで使えるのもまた人気の秘密でしょう。
これを使えないトレーダーはまずいません。そのくらいに人気で、実力のある手法です。
MACDの作成方法
線を作るためにはまず数値と数式が必要です。MACDを表すためにも、当然それ専用の数式があります。
その数式を用いれば簡単に作成できますし、表計算ソフトがあればグラフとして表示することも出来ます。
そんなものを使わなくても、表示できるツールはありますが計算方法を知っておいて損はないので一応覚えておきましょう。
まず、MACDは『短期EMA』-『長期EMA』でもとめられます。
EMAとは指数平滑移動平均のことで、これの長期と短期の差によってMACDを表すことが出来ます。では、そのEMAの求め方をご紹介しましょう。
EMA=B+α(A-B)
A=当日のEMA
B=前日のEMA
α=2÷(n+1)
ここで、『α』は平滑定数と呼ばれるものを指し、『n』は特定の期間を表しています。このnに入る数字を調整することで短期と長期を分けることができるんです。
だいたいセオリーどおりなら12日と26日が入ります。この期間は『日』以外でも大丈夫で、週とか月とか時間とかも入れられます。
シグナル線は特定期間のMACDを移動平均させると出ます。この特定期間は大体9日間が最も多いです。
MACDの使用方法
さて、肝心のMACDの利用方法をお話しましょう。
MACDにはグラフに『0ライン』と言われるものがあります。この0ラインを超えて、上昇していれば、その相場は上昇トレンドであると言えます。下降トレンドはこの逆です。
0ラインより上で、右肩下がりのグラフの場合は天井値についたと見ることが出来ます。つまり、上昇トレンドの終わりですね。そこから下降トレンドが発生する可能性があると読めます。
0ラインより下で、右肩上がりならば、底値についた下降トレンドなので、これから上昇していくのだ。と読めます。
さて、売りのサインと買いのサインですが、これはゴールデンクロスとデッドクロスの味方を使います。
といっても複雑なものではありません。MACDとシグナル線が交差するときに、上昇しているか、下落しているかで「ゴールデン」と「デッド」を決めているだけです。
クロスした直後に上昇しているときは『ゴールデンクロス』といい、買いのサインとなります。逆に、クロスした直後に下落したら『デッドクロス』と言って、売りのサインとなる訳です。
MACDの見方はこれだけです。クロスした線が、上昇しているか下降しているか。これを見ることができればこの後にそれぞれの取引をするだけで勝てるというわけです。
ちょっとした豆知識ですが、このMACDにも『ダイバージェンス』というものが発声します。このダイバージェンスとは、「ローソク足と移動平均線の動きとMACDなどの分析結果が全く逆の動きをする」ことです。
このダイバージェンスが発生するとトレンドが大きく転換する可能性が高く、そのことから別名『転換点』とも呼ばれています。
MACDにも欠点が?
さて、非常に万能そうにみえるMACDですが、弱点が一つだけあります。それは『レンジ相場に向かない』という事です。
レンジ相場は移動平均線が横ばいになったり、特定の区間で激しく上がったり下がったりをする相場のことを言います。
つまり、トレンドが発生していない相場には余り使えないという事です。横ばいの相場は特にひどくダマシがちょくちょく出てくるほどに読み辛いです。
なので、この場合はレンジ相場に強いオシレーター系のテクニカル分析をしましょう。おすすめはRSIです。
ここにRSIの分析の仕方やチャートの見方についてまとめましたので、見てみてくださいね!”コチラから”
終わりに
今回は、テクニカル指標で最も人気のある分析方法を紹介しました。MACDという結構万能で優秀なチャートを作れるものでしたが理解していただけたでしょうか?
このMACDを覚えておくだけでも、投資で有利になれるはずです。なにせ、プロもアマチュアも皆使っているものですからね。使わない理由がありません。
他のオシレーター系やトレンド系と合わせて使うとより効果的なので、あなたもオリジナルの組み合わせで必勝法を編み出して見ましょう!!
では、今回はこれで終わりとさせていいただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
FX相場の均衡がひと目で分かる!!一目均衡表とは
こんにちは!
坂本です。
今回は、一目均衡表という『純国産のテクニカル分析指標』についてお話したいと思います。この一目均衡表は「一目山人」というペンネームの方が長い年月を労して開発したものであります。
この一目均衡表ですが、初めて見た方は「どこがひと目で分かる表やねん」というツッコミを入れてしまいそうなほどにごちゃごちゃして見えると思います。
しかし、他のローソク足を使ったチャートの方がごちゃごちゃしていますので安心してください(?)
では早速解説していきましょう!!
一目均衡表には線が5本ある
一目均衡表は、『一つの表の中に、5つの線が存在して』います。この5つの線がどのように交差していくのかによって相場の状況を判断していくのです。
ではその5つの線をそれぞれ紹介しましょう!
- 転換線
- 基準線
- 先行スパン1
- 先行スパン2
- 遅行スパン
この5つです。では、順を追って説明しますね!
・基準線
まず最初は基準線から説明しましょう。この線は、文字通り基準となる線を表しますので、一番考えやすい線です。解説もしやすくて助かります。
この基準線は、「過去26日間の高値と安値の中間値を線で結んだもの」です。これ単体で見るとダマシも入りますが、基本的にこの線の通りに動きます。
この線を見て、この線のとおりに取引をすればタイミングよく、値幅の大きい波に乗れるでしょう。少なくとも乗り遅れることはそうそうありません。
・転換線
次に、この転換線です。この線は基準線と交差したときに上にあるか下にあるかで見ていきます。
この線は過去の9日間の高値と安値の中間値を表しています。基本的に短期間の相場を表しています。
転換線が基準線と交差したときに、相場が動くので注意して見ましょう。
・先行スパン
続いて、先行スパンですね。先行スパンは1と2に別れています。この別れたスパンの間にローソク足があるか否かでトレンドが上昇しやすいかそうでないかを判断します。
計算方法としては、『転換線と基準線の中間値を26日先まで記入したもの』となっています。
もう一つの方は、『52日間の高値と安値の中間値を26日先まで記入したもの』です。
先に記入しているから先行スパンなんでしょうね。さて、この先行スパンですが、1と2で挟まれた空間を『抵抗帯または抵抗雲』と呼びます。ただ単に『雲』と呼ばれることも多いようです。
この雲、意外と重要な役割りを持っていまして、この雲の中にローソク足があるとレンジ相場に、外にあるとその位置に対応した相場になって行きます。
当然この先行スパン同士も交差します。その交差が起こった際にも注意して見ないといけません。スパンが入れ替わった状態では、雲の外にあるローソク足の示す意味が変わってくるからです。
詳しい説明は後でしますね!
・遅行スパン
最後に遅行スパンですね。これの計算方法は、『当日の終値を26日までさかのぼって記入する』というものです。
これは、26日前までの値段と現在の値段を随時比較していく。という事です。
遅行線はこの線と、ローソク足の位置関係から分析していきます。遅行線は他の線との関係で見ていくことはありません。
ちょっとややこしいですね。ですが、この線があるおかげで買い、売りのタイミングや市場が強気か弱気かなどもわかるんです。
地味に必要な線なんですよ?
一目均衡表の基本的な見方
この一目均衡表は、相場の『売り手』と『買い手』のバランスが崩れた方へと動くので方向性さえ決まってしまえば後は一目瞭然である。ということで名付けられました。
一度動けば流れができ、その流れに従って動くのでこのような考え方が生まれたんです。
相場の均衡を眺めつつ、どのタイミングで相場が変動するのか、目標値は達成されるのか、といったことに気をつけながら表を見ていきます。
なので、一目均衡表は『時間軸』というものを非常に重要視しています。
そして、一目均衡表で見てほしい部分は主に4つあります。『基準線と転換線の交差』と『先行スパン1と2に挟まれた空間』、『遅行線と価格の動き』と『波の形(波動)』この4つです。
それぞれに関しては後で説明しますが、これらについて見ていけば取引のタイミングから今後のトレンドまで予測可能です。
一目均衡表の使い方
さて、ここまでで、一目均衡表の凄さは伝わったとおもいます。ここからは実際の使い方や注意点などをお話していきます。
まず、基準線と転換線の交差の話からですね。これは、転換線が基準線の下から上へと抜ける時と、転換線が基準線の上から下へ抜けるときの二通りが有ります。
この時、下から上へ抜ける交差の仕方を『ゴールデンクロス』といい、逆を『デッドクロス』といいます。
この呼び方はFX以外でも、投資関係のテクニカル分析ではよく聞くので覚えておいてください。
さて、この一目均衡表ではゴールデンクロスのことを『好転』、デッドクロスのことを『逆転』と呼びます。
好転は買いのサインで、逆転は売りのサインを表しています。
さて、次は抵抗雲についてです。抵抗雲は先程言った先行スパンの2つに挟まれた空間のことを言います。
この雲にローソク足が挟まれると、レンジ相場になります。この雲が分厚いと相場が転換しにくく、レンジ相場の傾向が強まります。
雲の上側にローソク足が抜けた場合、それは強い上昇トレンドを示しています。逆に下に抜けた場合は、強い下落のトレンドを示します。
しかし、これは先行スパン1が先行スパン2の上にあるときに限られます。先行スパン2が上で、先行スパン1が下の場合はそんなに強くない上昇及び下落である。となります。
遅行スパンは先程も言ったとおり、価格との交差を見るものです。26日前の相場よりも高いか安いかで相場の強さをみる指標です。
この遅行スパンの線が、26日前の価格よりも下ならば弱気相場、上ならば強気相場というように判断します。
最後に波動の見方についてお話しますね!
波動とは相場の方向性を示すものです。価格の水準を割り出したりなどをする際に用いられます。
基本的に余り使うものではありません。覚えていてもあまり使いませんので、紹介はしません。使わないものを知るよりは、もっと使う可能性があるものに対して知識を使いましょう。
終わりに
今回は、一目均衡表について使い方や線の意味などを解説していきました。基準線、転換線、先行スパン、遅行スパン。
5つの線が出てきますが、最低限見てればどうにかなる線が基準線ですので、迷ったら基準線だけを追いかけるのも一つの方法でしょう。
他にも雲だとか波動とか出てきましたが、そんなに複雑では無かったと思います。
これを覚えると、FXの相場が本当にひと目で分かるようになりますのでぜひ覚えていきましょう!
では、今回はこれで終わりとさせていいただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
オシレーター系の代表格!ストキャスティクスについてまとめてみた!
こんにちは!
坂本です。
今回は、ストキャスティクス分析についてお話したいと思います。このストキャスティクスですが、非常に言い辛いですよね…?
なにかいい感じの略称がないものでしょうか。さて、ストキャスティクスは逆張り指標の代表選手と言われるほどに有名な指標です。
逆張りをするのであればこのストキャスティクスとRSIという指標を使ってやっていきましょう。
というわけで、今回はこのストキャスティクスの使い方や注意点などについてお話していきますよ!
ストキャスティクスの読み方
ストキャスティクスはトレンドが無い市場において非常に有利です。俗にいうレンジ相場やボックス相場などですね。唐突に特定の範囲内でジグザグに動くような相場で非常に効果を発揮します。
その理由は、『買われすぎ』か『売られすぎ』かで判断するからです。さて、その買われすぎ、売られすぎというのをどのように判断して行くのでしょうか?
まず、ストキャスティクスの基本となる『3本の線』についてお話しましょう。それが『%K線』『%D線』『Slow%D線』の3つです。
・それぞれの線の意味
まずは%K線からですね。この線の計算方法は
(今日の終値-過去のn日間の最安値)÷(過去n日分の最高値-過去のn日間の最安値)
です。ちょっと長めですが、意味するところは単純です。
指定した期間内の変動幅でどのあたりに位置しているのかを表しています。結局パーセンテージですので、0~100の間でしか動かないんですけどね…。ちなみに、指定する期間は5日間が多いようです。
ただ、この%K線は非常に動きが激しく、感度が高いです。つまり、すばやく動いてしまうので当てにしづらいです。ダマシが多いので使う人も殆どいません。
なので、ストキャスティクスは基本的に残った2つの線をもとに見ていきます。
ちなみに、その残った線で表したストキャスティクスのことを『スローストキャスティクス』と言ったりします。
さて、お次は%D線の話ですね。この線の出し方は、ちょっと複雑です。数学的な表し方になってしまうのでもしかしたらググったほうが早いかもしれません。
なので、ここではその線が意味することを簡単にお話しておきますね!
というわけで%D線の意味ですが『%K線を特定期間で移動平均し、なめらかに表したもの』になります。つまり、%K線を遅くさせたものということです。
徒競走の判定で動画を用いる際にスーパースローカメラなんかを用いてスローで確認したりしますよね?そのスローの映像みたいなものです。
Slow%D線は%D線を更に遅くしたものです。スーパースローの世界を更に遅くしたことで水の中の突き抜ける光の様子が動画で撮れたりするのですが、その感じに近いでしょうか。
こうして、遅くした%K線を使って反応を見ていくことになります。
・線が『ゾーン』に入ったらサイン
基本的な見方として、上部80%に入ったら売りのサイン、下部20%に入ったら買いのサインというふうに見ていきます。
他にも技術的な見方がありますのでその一部をご紹介しましょう。
その一つがSlow%D線と%D線の交差です。SD(Slow%D)線を%D線が下から上へ抜けたときが買いのサイン。逆に上から下へ抜けたときが売りのサインというものです。
後は、%D線がダブルトップもしくはダブルボトムを形成したときにそれぞれ『売り』、『買い』のサインであるというものです。
あとは『ダイバージェンス』というものがあります。これは、相場が新安値や新高値を
つけたけれども、ストキャスティクスに更新が見られない場合の物です。
これが起こったときは天井値または底値の出現サインですので要注意です。
ストキャスティクスの注意点
ストキャスティクスは逆張りの手法です。なので、強いトレンドが現れた場合には全く意味をなさないことが多いです。
さらに、利益確定をすばやく行わないと、結局損失を膨らましてしまい、損をしてしまったということになりかねません。
このストキャスティクスはすばやく線が移動しますので、短期間の取引には非常につよいです。ですが、トレンドが出現した場合はまた別の分析指標を見てやっていきましょうね。
まとめますと、細かい波は掬えるけれど、大きな波にはさらわれる可能性が高いのがストキャスティクスである。逆張りの王道とも言える指標であり、オシレーター系でも有名なため、レンジ相場にめちゃくちゃ強い。
ということでした。
終わりに
さて、今回はオシレーター系でもよく聞く、ストキャスティクスについてお話しました。結構難しい話しが多かったのではないかと思います。
僕も最初は混乱しましたw
ですが、このストキャスティクスを身につければバイナリーオプション等などで発生したレンジ相場はもはや敵なしレベルで勝てるのではないかと思います。
まぁ、現実はそう甘くはないとしても絶望するほど辛口ではありません。ストキャスティクスを使えれば勝率は確かに上がりますので、ぜひ覚えて置きましょうね!!
では、今回はこれで終わりとさせていいただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
移動平均線をマスターしよう!FXで勝率を上げる重要な秘訣!
こんにちは!
坂本です。
今回は以前お話しに出した「ローソク足と一緒に使うと効果的な『とある線』」についてお話していきます。
この線のことを『移動平均線』というのですが、これを覚えておくと勝率を上げやすくなります。
そんなに難しくないのでぜひ覚えていってくださいね!
移動平均線とは
ではまず、移動平均線とは何か。からお話ししていきますね!この移動平均線とは読んで字のごとく、『特定期間での終値の平均値が移動した線』のことです。これを通常は2~3本出すことで見ていきます。
よく、FXのチャートとかを画像検索すると出てくると思いますが、ローソク足と一緒についているあの線のことです。詳しくは記事の最後のほうにグーグル先生から拾った画像を載せますのでそちらをご覧ください。
・移動平均線の仕組み
さて、移動平均線の仕組みですがこの移動平均線は計算で出すことができます。といっても先ほど『終値の平均値が移動した線』と言っていますのでお分かりかと思いますが…。
移動平均線があることによって「どのような流れがあるのか」や「どの程度買われているのか」あるいは「今は買いトレンドなのか売りトレンドなのか」などが判別できるようになっています。
詳しくは後で説明しますね!
・移動平均線の種類
移動平均線にはある程度種類があります。『日足移動平均線』『週足移動平均線』『月足移動平均線』この三種類です。
日足はデイトレなどの短期で、それ以外はスイングなどの長期で使われます。日足移動平均線は「5日、25日、75日」の三種類、週足は「13週、26週」の二種類、月足は「9か月、24か月」の二種類があります。
ですが、この移動平均線の日数および期間はチャートを出している会社やツールによって変えることが可能です。大体有名な奴はこの期間を使っているというだけですので安心してくださいね?
移動平均線の見方
移動平均線の見方には2種類のものがあります。それは『通貨の価格が上にいるか下にいるか』というものと、『平均線の向き』の二つです。
ではそれぞれについて説明していきますね!
・移動平均線と通貨の価格の位置関係
通貨の価格が移動平均線より上にいるか下にいるかで大まかな傾向を見ることができます。移動平均線より下にあればその移動平均線の期間においては買いの傾向が強くなっている。というようになります。
逆に移動平均線よりも上にあればその期間において売りの傾向が強くなっているといえるでしょう。
これが移動平均線の期間によってトレンドとして表れてくるんです。例えば5日移動平均線よりも通貨の価格が上にあった場合、『その5日間において、売りの傾向がある』というようになります。
75日なら75日間で、25日ならば25日間で売り、または買いの傾向が強くなっているか否かを判断できるわけです。
・移動平均線の向き
続いて移動平均線の向きから予測できることもあります。それが「その価格の流れ」です。
価格の流れが予測できる。すなわちトレンドを予測できるということです。トレンドが予測できれば、スタンスを決めることができます。
5日移動平均線などの短期の線が上昇していればデイトレなどで利益を狙い、75日移動平均線などの長期の線が下降していれば長期の目線では売ることを視野に入れて活動できます。
このように移動平均線の向きによってはスタンスを決めることに非常に役立ちます。
移動平均線の売買ポイント
移動平均線には絶好の売買ポイントがあります。それは「移動平均かい離率」「グランビルの法則」「ゴールデンクロスとデッドクロス」の三つです。これから順番に説明していきますね。
・移動平均かい離率
まずは移動平均かい離率からです。これは国の情勢などで通貨の価値が大きく変動することがたまにあります。この時に移動平均線から大きくかけ離れてしまうと、そこから『元の場所に戻ろうとする』力が働きます。
この「移動平均線からのかい離」を見て、戻る力を利用して利益を得ようとするやり方です。例えば、価格が大きく下落してしまった時にそこから戻ろうとする力を読んで買っておく。などです。
・グランビルの法則
つづいて、グランビルの法則です。これは移動平均線に通貨の価値が『近づく、重なる、離れる』の三つのタイミングで売り、または買いを仕掛けるというものです。恐らく移動平均線で最も古典的な読みの技術だと思います。
この技術を使うのは基本的に日をまたぐようなトレードを行う時が多いです。
・ゴールデンクロスとデッドクロス
最後に『ゴールデンクロス』と『デッドクロス』についてです。これは移動平均線同士が『どのようにクロスしたか』によって判断するものです。
具体的には、短期の線が中期の線を『下から上に』クロスした時にゴールデンクロスといい、『上から下に』クロスした時にデッドクロスといいます。ここでグランビルの法則とごっちゃになってしまいがちなのですが、
クロスは移動平均線同士が、グランビルの法則は移動平均線とローソク足が交わるときに使うものです。誤って覚えておくと大変なことになりかねませんので、注意しましょう。
一般的にゴールデンクロスは買いのサインで、デッドクロスは売りのサインといわれています。ただ、中には『ゴールデンクロスに見せかけてクロスしない』という“ダマシ”と呼ばれるものもあります。上昇すると見せかけて横ばいに進む。といった具合ですね。
ダマされたと思ったら素直に損切りして利益を確定させましょう。長引かせて大きな損失を出すよりは、仕切りなおしてやり直すほうが賢明です。
ここですべての要素をつぎ込んだ移動平均線の図がありますのでコチラを見てくださいね!
終わりに
今回はローソク足と一緒に使われることが多い移動平均線についてお話ししました。この移動平均線はあくまでもローソク足と同じように『スタンスを決める指標』として利用してください。
つまり完全に信用するのではなく、ある程度制度を高めるための道具として利用しましょうということです。
完全に未来を予測できるような便利な法則ではありませんし、『ある程度』しか見通せないグラフですので何となくこのままだとヤバいんじゃないかな?と思ったらその心の声に従ったほうがいいこともあります。
過ぎたるは及ばざるがごとし。です。うまく付き合っていきたいですね。
では今回はこれで終わりとさせていただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
コレさえ押さえていればどんな投資でも成功できる!!3つの必勝テクニック
こんにちは!
坂本
です。
今日は投資で意識するべき資産運用テクニックを3つ紹介したいと思います。
『投資』には、株式と外国為替、そして自分への投資の3つがあります。
投資を始める方の動機は様々でしょうが、目的は1つでしょう。ズバリ、『お金を楽して稼ぎたい』
です。
実際、ただお金を稼ぐと言う面で見ると非常に効率的なのが外国為替への投資です。ですが、損をする可能性も高いです。
簡単に始められる分、しっかりと勉強しないと大損してしまいます。ですので、今回はそもそも、投資以前に自分の資産の運用方法から説明しようと思います。
これを知っているか否かで投資の質が変わってきますよ!
資産運用=長期戦!
投資にて資産運用をする際に、もっと注意するべきことがあります。それは『投資に熱を入れ過ぎない事』です。
これは、「損をした。だからと言って躍起にならない事」ということです。
そもそも、資産を「運用」するという事は、『安定して長期的に継続して行っていく』という事です。仕事をしながら、少額の資産であったとしても手堅く稼ぐ。
これが資産運用です。ですので、稼ぎ自体は少額ですがプロのように画面に張り付いて取り引きし続ける必要がありません。
「投資による資産運用」はよく「お金を働かせる手法」と言われます。であれば、途中で投げ出すと言う事は社長が失踪する様なものです。
従業員が100人に満たない企業ならば尚のこと社長の存在は大きいものであるとお分かりになるかと思います。
先ほども言った通り、資産運用は長期戦です。短期間に利益を得ようとすると返って損失が大きくなってしまう事が多くなります。
それもそのはず。体制がお金にとってブラック企業の様になってしまうからです。「お金」は気が強いので、付いていけないと思ったら引っ張り始めます。
つまり、社長が副社長に会社を乗っ取られてしまうわけです。そうなると、「お金に働かせる」はずが、「お金の為に働いている」状態になってしまいます。
これは望ましくないですよね?w
ですので、しっかりと手を抜かずしかし焦らないで慎重に、長期で運用していくことが1番重要です。
定期的なモニタリング
さて、長期的に運用するとなるとやはり面倒な手順がそこそこあります。
ですが、それでも最低限必要なひと手間があるんです。
そのひと手間が「モニタリング」です。モニタリングとは資産運用にて生じる問題を解消していく事です。いわゆるメンテナンスですね。
一定期間で積立の見直しを行うだけで大丈夫です。これの一番の目的は、当然稼ぎの安定化も含まれていますが、モチベーションを落とさずに資産運用を続けていくためのものです。
一定期間とは基本的にどれくらい空いてもいいのですが大体3カ月に一回くらいの頻度でいいです。望ましいのは月に一回くらいでしょうかね。
ともかく、モチベーションが維持できる期間であれば問題ありません。怠け過ぎず、張り切り過ぎない期間で見直しをしていってください。
平静かつ冷静に成果と向き合う
さて、資産を長期に運用しているとどうしても時価の変動による、配分比率の変化が生じてしまいます。
その際に、比率が大きくなったものを売り、小さくなったものを買う。と言う操作を行います。この操作を「リバランス」と言います。
なぜリバランスというかと言うと、変化した配分比率を元の状態まで戻すために行うからです。バランスを取り直すから「リバランス」です。
このリバランスは基本的に年に一回程度で構いません。頻繁に行うと、手数料などで余分な出費が起きてしますし、その割に利益を見込めませんのであまり意味がありません。
方法によっては何もしなくてもいずれ元の比率に戻る事もありますので神経質になって頻繁に操作を行うのは控えましょう。
水をたまにあげれば育つサボテンの様に、投資も適度に手入れをしつつゆっくりのんびり見守りながらやっていきましょう!
終わりに
今回は投資自体に関するお話でしたので、テクニックを求めている方には少々退屈なお話だったかもしれません。
ですが、基本の基本ですので必ず学ぶべきものです。数学であれば四則演算。国語であればひらがなカタカナ。それと同じ様なものです。
投資で成功できない方は大概、この基本を疎かにしがちなのです。紙に書いて、見えやすいところに置いておくか、壁に貼っておくといいかと思います。
人間は仕入れた情報がどんなに大切であっても7秒で忘れてしまうようにできています。なので、反復して7秒以内に思い出せば定着させられます。
ぜひ、新しい知識を定着させる際にやってみてくださいね!
では、今回はこのあたりで終わりとさせていただきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました!