テクニカル分析は迷信!?いえいえ、優秀な分析法です!
こんにちは!
坂本です。
今回は、テクニカル分析は迷信なのかと言う話が良くあるのでそれについて書いていこうかと思います。
テクニカル分析の重要性について僕のブログでは散々言っていますが、意外とテクニカル分析はオカルトだ!とか無意味だ!とか言う方も多くいるようです。
なので、どうしてオカルトだと思ってしまうのか、本当に無意味なのか、についてお話しします。その上でテクニカル分析は無意味では無いと知っていただきたいんです。。
なぜ迷信だと思うのか
まず、なぜ迷信だと思うのか?についてですが、『チャートやグラフなんか見ても未来を完璧に予測できるわけないだろ』と言う意見が最も多いようです。
これに対しては、『当然でしょう』としか答えられません。FXは人間の意思が価格を変動させていきます。そもそも、通貨の価値は多数決で決まると言っても過言ではありません。
この通貨が下がると予想されれば『実際に通貨の価値は下がり始めます』しかし、上がるなと予想されれば『その通貨の価値は上がっていく』のです。こんなに曖昧な形で決まっていく価格の変動に対して、グラフやチャート程度で完璧に予測できたらそれこそAIに任せて仕舞えばいいでしょう。
数日先の未来を完璧に予想できる手法などありはしません。そんな当たり前のことを指摘されても「おっしゃる通りです」としか言えません。
他にも、無駄だと思う人の理由はいくつかあります。まず、「ランダムウォーク」と言って過去の値動きは関係なく、『完全にランダム』に値動きをするんだと言う見方です。
ここでじゃんけんのルールを思い出してください。相手が何を出すかわからない場合、あなたはどうしますか?おまじないでじゃんけんの手を決める。とか、統計学的にグーが1番出やすいからパー出す。とか色んなやり方を思い浮かべると思います。
そうです!知識がある人は『統計学』を使うんですよ。FXも同じです。しかもこれは三択ではなく二択です。代わりに2次元的に移動するので面倒ではありますが、統計学を応用できるんです。
ちなみに、頭の良い人は心理学を使って相手が出す手を『こちらが決める』と言うように誘導する事もあります。
当然、『FXでも心理学は使えます』と言っても集団心理に関するものなのでじゃんけんの時とは勝手が違ってきますが、それでも使えます。その際に必要なのが統計学で集めたデータである、チャートなんです!
なので、じゃんけんが完全なランダムではないのと同じく、FXも完全なランダムではありません。
他にもファンダメンタルズ分析を極めて、成功した人が実際にいたからと言う理由も見ましたが、同じことが他の人にもできるならばもっと前にテクニカル分析の手法は廃れています。
テクニカル分析は有効であるのか
テクニカル分析は統計学と心理学を応用して市場動向を読み取るものです。なので、これ1つでどうこうできると言うわけではないですが非常に有効な分析手法だと思います。
統計学を用いることで、例え沢山の人による多数決であったとしてもある程度の『パターン』を割り出せます。
統計学によるパターンの割り出しで最もわかりやすい例は「血液型別性格」でしょう。A型は几帳面だとか、B型は大雑把だとかのアレです。
結構当たってる!と思っていたかたもいらっしゃると思います。ですが、コレは海を渡った途端に意味を成しません。何故なら『日本でしか通用しない』統計の結果だからです。
このように、統計学を用いれば人の性格にもパターンをつけることができます。ならば、市場動向にも同じ事が言えるはずです。
データを上手く使う。これができないとファンダメンタルズ分析にしろテクニカル分析にしろ、そもそも正しい分析ができません。
ファンダメンタルズ分析ができるのであれば、テクニカル分析も上手く使えるはずです。なので是非やってみてください。
失敗してしまう原因は何か
これは一概には言えませんが、大体の方が『テクニカル分析のみを信じている』からでしょう。テクニカル分析だけやっていればできる!と思い込むのは思考停止してしまっている状態ですね。
テクニカル分析はあくまでも『分析』です。未来を完全に予知出来る方程式ではありません。なので、チャートを見て『自分で考える』事をしないといけません。
自分で考えて、色んな情報や法則を元に結論を出していく。こう言うやり方でないとまず稼げません。
ですから、必要に応じてファンダメンタルズ分析も併用していかないといけません。テクニカル分析で失敗して、ファンダメンタルズ分析で成功した。
だからこそ、テクニカル分析を迷信だと言う方がいらっしゃるのでしょう。ですが、それはただ賭けで勝ったと言うだけのことです。百万稼げる人はテクニカル分析もしっかりやっています。
勝ちの確率を上げるための分析なんですから、やってそんな事はまずないでしょう。
終わりに
今回はテクニカル分析の重要性についてお話ししました。統計学と心理学による傾向の分析と言うのはなかなかバカにできないと、僕は思います。
それに、市場に合わせてテクニカル分析の使い方を変えていくと言う行動が取れてこそ一人前のトレーダーなのではないかとも思います。
それでは、今回はこれで終わりとさせていただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!