FXの勝率を劇的に上げる方法!?ナンピンの正しい使い方をご紹介
こんにちは!
坂本です。
今回は、FXでよく聞く取引手法である『ナンピン』についてお話したいと思います。取引のやり方においてプロの方たちが時たま「ナンピンが何本」とかって話しをしていまして、それってなんだろうな?とか思ったことはありませんか?
今回の記事でそれを詳しくお話しますので、もう「ナンピンって何だっけ?」とは思わなくなるでしょう。
そもそもナンピンは非常に重要な取引の仕方なんです。コレを覚えておくだけでもプロの投資家に一歩近づけますよ!
ナンピンとは
まず、そもそもナンピンとはなにかについてお話します。ナンピンとは漢字で「難平」と書き、「難を平らに均す」という意味があります。
どういう事かというと、保持している通貨に損失が出たときにその通貨を『更に買って』あるいは『更に売って』しまおう!というものです。
めちゃくちゃ危ないでしょ!と思う方もいらっしゃると思います。当然このやり方は危ないもので諸刃の剣と言われることも多々あります。しかし、それでも重要なメリットがありますし、何よりコレがうまく扱えるだけで『勝率9割以上』を出せる可能性があるんです!
では、ナンピンの原理についてお話しますね!ナンピンは先程も言ったとおり、損失が出たものや自分の思惑とは逆方向に動いているものをその方向にたいしてポジションの追加を行うというものです。
ややこしいですよね?具体例を出してお話しましょう。1ドル100円の相場があったとします。このときに、1ドル90円まで下落したとしましょう。ここでこの『90円のドルをさらに買い増す』のがナンピンのやり方です。
これをすると、持っている通貨の平均が下がります。(100+90)/2=95 ということで現在保持している通貨の平均額は1ドル95円となります。
ここで、次の瞬間に1ドル98円まで上昇したとしましょう。ここで決済すると、『95円→98円』の動きをしたときと同じ利益になります。つまり、全体では『損をしていない』ことになるんです!
これがナンピンの原理と理論です。
メリットとデメリット
さて、ナンピンの凄さはわかっていただけたと思いますがこれ以外にもメリットがあります。そしてメリットが有るならば当然デメリットもあります。これからそのメリットとデメリットについてお話しますね。
・メリット
まずはメリットから。メリットは先程も言いった損失が出ても少ない上昇で損失が打ち消せる。ということです。一番のメリットはここですね。
そして、それ以外のメリットというのが『大幅に上昇したときに利益が莫大なものになる』ということです。先程の例で言えば、1ドル95円が1ドル110円とかになったら大儲けですよね?
このように沢山保持しているからこそ、大きく上がったときに利益が爆発的に大きくなる可能性があるんです。
・デメリット
次にデメリットです。これは、予想通りに動かなかった場合にどんどん損失が膨らんでしまうということです。損失が出ているものを更に買うわけですから、そこからさらに損失がでたら…。
ということでナンピンを繰り返していると借金地獄になるまで負のループが続いてしまう恐れがあるんです。気づいたら資金が全部飛んでいた!なんてこともよくあるそうです。
ですので、初心者の方には『最悪の手法』として教えている方も結構いらっしゃいます。正直僕もあまりオススメはしたくないですね。ですが、プロの方はこの手法を使っても成功されています。
ナンピンを使って成功するやり方
では、成功するやり方とは一体どのようなものでしょうか?それは『長期取引での計画』と『自動売買ツール』の2つです。
一つずつ説明していきますね!まず、長期的な取引でのやり方ですが、長い目で見ておくと後々高騰するだろうと予想して買い溜めておくという感じです。
メリットの2つ目を狙ったやり方ですね。そうでなくても、『長期取引で予期せぬ下落があった時』などにロスカット回避の手法として取られることもあります。
次に、自動売買の方ですね。なぜ、自動売買でナンピンを使うと成功するのかというと、『一定の損失額まで行けば自動で決済』するからです。
ナンピンで失敗する主な原因は『損失を確定させたくない』という心理から来ます。ナンピンは無限にやっていれば絶対に損をしないやり方です。つまりは成功率が高いリスク回避の仕方なんです。
なので、その『成功率の高さ』に甘えてしまって結果的に資金をすべて損失するというわけです。これを機械がやるとどうなるでしょうか?
機械には損失が恐ろしいという心がありませんから、規定回数ナンピンをして損失が回避不能と判断したら速攻で損失を確定させます。
だからこそ、成功しやすいんです。というよりは、「致命的な失敗」の回避が非常に上手いという事ですね。
終わりに
今回はナンピンという手法についてお話しました。この手法を正しく理解して上手に取引を行うことができれば、負けることが殆ど無い!という常勝プレーヤーになることも夢ではありません。
基本的にナンピンは初心者の方が気軽に使っていいものではありません。理由は単純で、『トレンドがすぐさまV字になる』なんて滅多にないからです。
損失を出してしまったならば、おとなしく損失を確定させて次の上昇トレンドを待つ方が賢いと僕は思います。
自動売買ツールを使うならばその限りではないですが、その時は含み損にドキドキしないようにしたいですねw
では今回はこれで終わりとさせていただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
雇用統計相場のFXは○○pipsも動く!?
こんにちは!
坂本です。
今回は雇用統計についてお話したいと思います。そもそも、雇用統計と言われてもどこの国のものなのか、それが我々にどう関係するのか疑問ですよね?
僕も初めて聞いたときは同じ気持ちでした。しかし、今は違います。この記事を読んでくださればその理由がわかると思います。この『雇用統計』はめちゃくちゃ重要ですよ!
ではこれから、その雇用統計について詳しい説明をしていきますね。
雇用統計とはそもそも何なの?
さて、ではまずは雇用統計とは何であるかについてお話しましょう。『雇用統計』とはアメリカで、失業者や就業者などの数からアメリカの経済指標となるものです。月に一回のペースで発表されています。
これが発表されると大きく相場が動くんです。その理由は、『予想と現実の乖離』です。景気が良さそうだと思うと、みんなドルを買うんです。しかし、雇用統計を見てみると失業率が増えていて実際にはそんなに景気が良くなかった!となったときに大きく動くんです。
なぜ予想と違うだけで大きく相場が動くのか。それは、失業率が上がると景気が後退する合図であるからです。そうすると、さっさと『ドルを売ったほうが』損失が少なくて済む。と皆が考えるわけです。そうすると、急激にドルが下がるんです。
逆のパターンも当然あります。就業率が思っていたよりも上がっていて、景気が上昇しそうだ!となればみんな食いつきます。そして、ドルが急激に上がっていくわけです。
FXでの雇用統計は月に一度のイベントですからね。ここで稼ごうと頑張るわけです。つまり、トレンドが『ほぼ確実に』発生する瞬間でもあるんです。
だからこそ、雇用統計は重要なんですよ。
影響はどれくらい出るのか
さて、重要なのはわかったけれどどの程度の影響が出るのかわからない。そう思いませんか?
具体的な数字でお話しますと、だいたい50~100pipsくらいは動きます。普段は10~20も動けば良い方だというくらいのものですよね?それがこんなに動くんですから凄いですよね…
ですが、「一日で」50以上ならたまにですがあります。しかし、この雇用統計の発表時には『10分で』50~100pipsも動くんですよ!
たったの10分でこれだけ動くんです。ヤバイと思いませんか?少なくとも40pips以上が数分で動くんですよ。
とても大きな影響ですよね?これだけの影響を与えてしまうのが雇用統計情報なんです。なので、この日の付近は慎重にことを進めましょうね。
発表されてから30分以内が狙い目!
さて、10分でとんでもない量の価格が動くのですが、それもいつまでも続くというわけではありません。
すばやくかつ、激しく動くということはその分だけ落ち着くのも早いのです。それに何度も繰り返しこの雇用統計発表日を乗り越えてきた歴戦のツワモノたちがいるわけですから、手慣れた手付きで取引をしていき、いつの間にか安定したところで止まります。
この10分のなかで取引を行いまくったらサーバーと財布が終わります。ですが、タイミングを見計らって待ち続けてもトレンドが過ぎてしまいますので意味がありません。
では、このトレンドが終わるのはだいたいどれくらいでしょうか?それはだいたい30分くらいです。
30分もしたら、大概さばけてしまうので相場の乱高下も落ち着きます。
オススメの注文方法
さて、ここで『雇用統計の動きを読んで』取引を行えるのか。という疑問をお持ちになった方もいると思います。
予想できなかったから起きた相場の乱れを予想する。というのはなかなか神業的な読みですよね?ですので普通はできません。しかし、この乱高下の中で注文してもダメージを少なくして取引できるやり方があります。
それが、『OCO注文』です。上がる方と下がる方、両方のポジションを保持しておきどちらかが約定した瞬間にもう片方を破棄(キャンセル)する。という注文方法ですね。
このやり方であれば、損切りと同時に利益が狙えます。つまり、発表の直前からOCO注文をしておくことで、どっちの状況になっても利益が出せるわけです。トレンドに乗り遅れないようにできるというわけですね。
このやり方で、保持する場合はどれくらい相場が動くのかを予め考えて置く必要があります。ですが、平均して50pips以上動くわけですし半分くらいの動きで見ておけばまず間違いのではないかと僕は思います。±25pipsでOCO注文をすれば大概うまくいきます。
終わりに
今回は雇用統計がどのようにFXの相場に影響を与えるかについてお話しました。だいたい50pipsていどは動くので気をつけて取引に望みたいところですね。
ここで、実はこの雇用統計が発表されたときにだけ注意するべきことがあります。それがスリッページとスプレッドの広がりが発生してしまうことです。
これが発生すると、約定したときは50pipsだったのに実際に利益になった分が30pipsだった。なんてことも起きるんです。
ですが、雇用統計の相場に置いて滑らないトレーダーはいないと言われているほど滑りやすい相場ですので損失が出なかったというだけでも大いに凄いと思った方が良いです。
僕はたまに損失出してしまいますからね…
では、今回はこれで終わりとさせていただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
初心者がバイナリーオプションで勝つやり方についてまとめてみた!!
こんにちは!
坂本です。
今回は、バイナリーオプション初心者の方が勝つための具体的な方法をお教えしていきたいと思います。
このやり方をマスターすれば、勝率7~8割超えも夢ではないですよ!
初心者の方はまず、何を目標に戦略を立てるべきか。そこから悩む方も多いと思います。僕はまず最初に勝率60%を目指してトレードをしていくべきでは無いかと考えています。
バイナリーオプションで稼ぐためにはまず勝率を50%以上にしなければなりません。これは例外がなく、どのブログや本でもそう書いてあると想います。
ではその、勝率を上げる方法とはなんであるのか?についてこれからお話していきますね!
バイオプで勝つなら予想的中率をあげよう
バイナリーオプションで勝つために必要なこととして、予想的中率を上げることが真っ先に挙げられます。
理由は、予想的中率=勝率だからです。予想が的中するということはそのタイミングにエントリーしていれば勝てたということ。
であれば、この的中率を高めておけば自然と勝率があがりますよね?では、そのために必要な技術及びスキルとはなんであるのかをお話していきます!
・テクニカル分析
まず、最も有効なものがこの『テクニカル分析』と呼ばれるものでしょう。このテクニカル分析とは、短期間の指標を読むことに特化した分析手法です。
チャートの進み方や通貨の上がり具合、下がり具合をもとに『このタイミングならこのように移動する可能性が高い』ということが判断できるんです。
だからこそ短期間の指標分析にとても強いんです。このテクニカル分析を用いて戦略を立てれば5%くらいならば簡単に挙げることができるでしょう。
ただし、マスターしたからと言って不用意に本番をやるのはおすすめできません。本番をやる前に、一度デモトレで自分の戦略やテクニカル分析のやり方が正しいのかどうかを確認した方が良いでしょう。
その方が確実性が増しますからね!
・移動平均線
ではそのテクニカル分析の手法の一つに使われている、移動平均線についてお話しましょう。これは簡単に言うと、『通貨の価格が移動した際の平均を線として表したもの』です。
この線を読み取ると、今までどのように価格が変動して来たのかがわかります。つまり、トレンドが読みやすくなるんです。
トレンドが読めれば、どのように仕掛ければいいかもわかります。上昇トレンドのときはHighに、下降トレンドのときはLowに。といった感じでね。
他にも、FXなんかで使えますので覚えておいて損はないと想います。
・その他の戦法
ボリンジャーバンドやゴールデン、デッドクロスなどの他にも様々な戦法が存在します。それぞれメリット・デメリットが存在しますので、どれが必勝法だ!!みたいなことは言えません。
ですが、どの手法でも勝てることは同じです。ですので、様々な戦法を身につけてやっていくと良いと思います。
手法を増やす。というよりは、自分により馴染む手法を探すという感じです。
初心者の勝ち方!投資期待値を高めよう!
投資家として重要な考えの一つに、『期待値を意識して取引をする』というものがあります。この期待値とはなにかというと、「特定の賭け事をした際に得をする数値」のことです。
計算方法は数学の教科書に乗っていると思いますので、そちらを参照してください。ただ、この計算ができると、比較的多く勝ち続けることができるようになりますので覚えておくと良いと思います。
さて、簡単に計算抜きで話してしまいますと、ペイアウト率が高いポジションを取るべしということです。
バイナリーオプションとはペイアウト率が低いと勝率をあげないと稼げないようになっています。
勝率50%である場合、稼げるペイアウト率は200%です。しかし、これでは業者が稼げませんので、どんなにペイアウト率が高いところでも190%が限界となっています。
ペイアウト率が190%の場合、55%の勝率でやっとプラスの利益が発生します。とはいっても、5%なんて大した確率じゃないと思われがちですよね?
実際そうなんですが、この5%すらも上げることができないために損をしている方がおおくいるのです。
さて、ペイアウト率が高い場合は勝率がそんなに高くなくても利益が出るということは、ペイアウト率が低いとそれだけ『高い勝率』を求められるということです。
であれば、初心者の方はまずペイアウト率の高いポジションを狙って取引を行うべきですよね?高い勝率を出せる自信があるならば低めのものでも大丈夫ですが…
バイオプ初心者は長期運用を考えよう!
バイナリーオプションは基本的に低予算でも参加可能な投資法です。しかし、将来的にはサラリーマンの月収を超える金額をバイナリーオプションだけで稼ぎたい!
という方もいらっしゃるでしょう。その場合にとても重要になってくるのが、『短時間に複数回トレードしてはいけない』ということです。
これはどうしても参入当初の資金では足りないことが多いためです。さらに、なんどか行えばわかると思いますが、勝てない時間帯も存在するということも重要な理由です。
さて、それではもっと賢い資金運用をして稼いでみましょう。そうすれば、勝率もそうですが、一回の取引で稼げる金額が変わってきますので、より多く稼げるでしょう。
そして、その手法は長期間の資金運用法となっています。長期間、バイナリーオプションだけで食べて行けたら最高ですよね?
ですので、それに必要なことをこれからお教えしていきます!
・複利運用とは
まずは複利運用についてです。あまり聞き慣れた言葉ではないと思います。そもそも、資金の運用方法には2種類あるんです。
一つが『単利運用』もう一つが『複利運用』です。単利運用とは、たとえば一回のポジション金額が1000円だとしたときに、ずっとこの千円でポジションにエントリーし続ける。というものが単利運用です。
では複利運用はというと、この最初の一回目で得た利益を『ポジションのエントリー資金に』回します。すると、2回目のポジションが1200円になったりします。これを延々続けていくのが複利運用です。
このやり方で運用し続けると、やがては指数関数的に利益が増幅していきます。5~10年程度で1億を超えることもザラではありません。
・取引日記をつけること
続いては取引に関する日記をつけるということです。
この日記の内容ですが、単にその日にあった出来事を綴るのではなく、後々に見返してわかりやすいようにまとめると良いです。
では、内容に関しての例です。
- 今日のトレードのシナリオ(どのように勝ち、または負けたか)
- トレードの際に設けたルール
- トレード画面のキャプチャ
- その日のトレード情報(金融機関の情報からどの国の通貨がどういう理由でどのくらい上がったかなど)
- 気づいたこと
- 今日のトレードの改善点
こんな漢字です。慣れれば数分でできるものなので、ぜひつけてみてください!
・予算は守ろう!
最後に、予算を守るということです。長期間、バイナリーオプションをやるのであれば、当然ルールが必要です。
このルールを作る際に、『引き際』の目安として予算を設定しておくことが重要であったりします。
予算とは、一年で使える予算のことです。いくら以上使うと自分の趣味や家族の生活などに関わってくるから、最高でも年に100万くらい…
みたいな感じです。ここから、月にいくらまでなら損しても大丈夫か。ならば一日いくらなら損失を出しても耐えられるか。といった具合に計算して、一日の予算を決めます。
この予算を決めたら、『それ以上の損失が出そうなトレードは一切しない』というふうにします。すると、トータルの一ヶ月の利益はプラスであった。
みたいなことになりやすいです。少なくとも、借金を背負うほどの損失は起きないのでぜひ、戦略の一つとしてやってみてください!
終わりに
今回は、初心者の方がどういった戦略で、かつどのような対策を練っていどめばよいかいついてお話しました。
ここで話したことは基本的なことですが、稼いでいる人はみんなやっていることです。ですので、面倒かもしれませんが実践して見る価値はあると思います。
ですので、決して諦めずに頑張ってくださいね!
では、今回はこれで終わりとさせていいただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
オシレーター系2トップの一角!RSIについてまとめてみた
こんにちは!
坂本です。
あなたはFXをやっていて、『オシレーター系の指標』という言葉を耳にしたことはありませんか?
オシレーター系の指標とは、いわゆるレンジ相場にて真価を発揮する素晴らしい物です。
今回は、そんなオシレーター系で有名な指標の一つであるRSIについてお話したいと思います。オシレーター系2トップの一角ですね。もう一つはストキャスティクスです。
こちらの説明に関してはまた別の記事で、お話したいと思っています。
さてさて、RSIもストキャスティクスもオシレーター系のテクニカル指標ですが、基本的に逆張りをするための物です。
ストキャスティクスは短期間の分析に効果的であるのですが、今回のRSIも短期間での分析において効果が高いです。
ですので、FXで使うよりもバイナリーオプションで使うという方が多いかもしれません。どちらでも使える指標ですので覚えておいて損は無いでしょう。
RSIとは?
まずは、RSIとは何であるかについてお話していきますね!RSIとは、『The Relative Strength Index』の略称です。日本語では相対力指数と言われています。
このRSIは『直近の一定期間において終値をベースにして見た上昇、下落の変動を数値化し、どちらの勢いが強いのかを測る』指標です。パーセンテージで表示しますので、ちょっと計算があります。
さらに、その計算自体が2つあり、それぞれ違った意味を持ちますので順に解説していきますね!
その計算方法はこれからお話します!
・Aパターン
計算方法の1つ目です。計算式をまずは表示しますね!
A÷(A+B)×100(%)
これです。そして、この『A』と『B』がなんであるかというと、
これです。これで何が見えるかというと、特定期間中全体の価格変動に対して『上昇した』値動きの割合が見られるわけです。
RSIというとこのやり方が最もポピュラーなやり方として出てきます。しかし、これは間違ってはいないのですが、あまり綺麗な線が出ませんし、最新の情報とは少しズレてしまうんです。
なので、これからお話しするBパターンの方がお得です。
・Bパターン
まず、基本的な計算方法はA=パターンと変わっていません。変わっているのは、Aパターンでだした計算結果を『そのまま次の日の計算』に用いることですね。
それがこちらです。
式自体はさっきと大差ありませんが、中のAとBが変わってきます。その中身とは、こちらです。
A’=(一つ前に出したRSI×13+当日の値上がり幅)÷14
B’=(一つ前に出したRSI×13+当日の値下がり幅)÷14
こうなります。この式を用いて線を出すと、Aパターンの式の線よりもなめらかで綺麗な線が出ます。
さらに、最新のRSIを計算に入れていますので、計算結果にズレが生じにくくダマシが比較的少ないものになっています。
RSIの利用法
では肝心の、『RSIの利用方法』についてお話しましょう。RSIは50%を中心として、70~80%を買われすぎ、20~30%を売られすぎとして判断していきます。
この買われすぎのときは、『そろそろ下がり始めるであろう』と予測して逆張りの売りを、売られすぎのときは、『そろそろ上がり始めるはずだ』と予測して逆張りの買いをするといいということです。
このとき、移動平均線なども一緒にみて決定してほしいのです。理由は後に説明しますが、このときに移動平均線でも「下がり」または「上がり」の兆候があれば、逆張りすると勝てる可能性が高いんです。
逆にそれ以外のタイミングで行うとそんなに勝てないこともありえます。下手をすると大損することもありますので、移動平均線も確認しながら判断してください
・ダイバージェンス
このオシレーター系ではしばしば、『ダイバージェンス』という現象が発生します。転換点とも言います。
このダイバージェンスとは、『移動平均線では上がりを示しているのに、RSIでは少し下がってきている時』などにおきるもので、相場の転換を意味します。
この時、強いトレンドが発生しますので注意して見てください。
・リバーサル
RSIの分析方法は、相場の転換を示すものを利用しています。それをもとに逆張りを行っていくのがRSIの主な利用方法です。
しかし、実は『トレンドの継続を示すシグナル』もあるんです。それがリバーサルシグナルと言われるものです。
これはダイバージェンスのように、値動きとRSIの逆行現象をシグナルとして用います。例えば、上昇トレンドの途中で価格は安値を更新しなかったけれども、RSIでは安値を更新した。というときに『まだまだ上昇トレンドが続くな』という予想を立てるといった感じです。
このリバーサルシグナルはトレンドの途中によく使われていて、押し目の判断に最もよく用いられている手法です。トレンドの押し目に悩んでいるならば、ぜひ活用してみてくださいね!
RSIの注意点
これはほぼすべてのオシレーター系に言えることですが、『ダマシはどうやっても発生します』のでうまくダマシか否かを見分ける必要があります。
テクニカル指標においてダマシは非常に厄介なものですが、ダマシに怯えてチャンスを逃すのならば、そのまま突っ込むという方もいるんですよね。
そういうやりかたもアリではありますが、できればもっと浅いキズで稼いでほしいところです。
ですので、ダマシが発生するパターンや、ダマシが出やすい時間帯などを把握して対策を立てましょう。h
オシレーター系ではどう仕様もないですが、強いトレンドには弱いです。ですが、トレンドの最中でも使える数少ない手法がこのRSIです。ぜひとも習得して使いこなしましょう!
終わりに
今回はオシレーター系で最も有名な指標の一つである、RSIについてお話しました。RSIはトレンドの最中でも使える珍しいオシレーター系の指標でしたね。
他にも、売られ過ぎや買われ過ぎなどの判断でも移動平均線と併用して見ると勝率が上がるというもので、結構トレンド系に近い指標です。
うまく活用すれば、勝率を大幅に上げられるかもしれませんね!
では、今回はこれで終わりとさせていいただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
失敗しないFXの取引手法とは?
こんにちは!
坂本です。
今回はFXについてのお話です。
FXは大きく稼げるけど、大損する可能性が高いと思っていらっしゃる方が結構多いんですよね。
かく言う僕もその一人でした。そこで、今回は、『FXで安定して稼げるやり方がある』ということを知ってください。
というわけで、今回はFXの取引の種類についてお話します!
売買差益
最初は売買差益からお話しますね。
売買差益とは読んで字のごとく「買って売った金額の差で利益を得る」というものです。
つまり、日本円でたくさん買える通貨を買って、その通貨が値上がりしたら売る。という形です。
これはとてもメジャーなやり方で、多くの投資家はこのやり方で稼いでらっしゃいます。つまり、失敗するやり方も成功するやり方も多く出回っているということですね。
この売買差益は恐らく皆さんがイメージするようにPCの画面に一日中張り付いて取引をし、一日で億単位を動かすということもできます。
ですが、もっと少ない資金から始めることもできます。大体、参入に必要な資金は20~100万くらいでと言われることが多いですが、実際は本当にもっともっと少ない金額ではじめられます。
その、少ない金額は1万円です。
1万円から始めると確かに利益がとても少ないのですが、運がよいととても稼げます。ですが、運に任せたくはないですよね?でも、大きく稼ぎたい!
となった時に使える手段がレバレッジと言われるものです。これは、以前お話しましたが、「テコの原理」という意味のもので、FX等の為替業界ではよく聞く言葉です。
FX取引での意味は、取引をするために開設した口座の銀行から元手の25倍まで借りて動かせることです。
これがあると、確かに返さなくてはいけないお金ですが、実際の投資額よりも大きな利益が得られます。借りたお金だけで大きな利益が得られるならば、そこから返せば残りが利益になりますよね?
これが、一般的な稼ぎ方です。この考え方があるか無いかで稼ぎ方が大きく変わってきますし、稼げる金額も変わってくると思います。
そして、ここで失敗してしまうととんでもない金額の借金が出来上がるわけです。なにせ元手の25倍ですからね…20万円が元手なら、最大500万円の借金になります。
ちなみに、10万円の資金があれば月に100回以上取引を行うことで30万円を稼ぐことができるそうです。
細かい技術等は今後の記事でお話していきますので安心してくださいね!
複利
続いては『複利』という稼ぎ方です。これは、非常に安定した稼ぎ方です。先程紹介していた稼ぎ方は実は「単利」というものなのですが、これよりも高効率で稼げるものがこの『複利』です。
では、どういう仕組なのかお話しますね?
これは、「利率が50%以上の案件に、投資し続ける」というもので、投資の仕方自体は変わりません。ですが、『元手』が変わるのが大きなポイントです。
複利は、単利と違って元手10万でも1億が狙えるやり方です。理由が、「稼いだ利益も元手に突っ込む」からです。
考えてみてください?1万円から始めたとして、利益を元手につぎ込み続けていればいつかは必ず10万円で運用している人と同じ元手になりますよね?
そして、10万円で運用して、利益を元手に足し続けていればいつかは100万円と同じ元手に成りますよね?こんな感じで増やしていけばいずれは元手が1000万とか1億とかになると思いませんか?
しかも、なるまでに掛かる取引回数が単利より圧倒的に少ないんです!10万円で利率が10%なら75回目で1億突破です。
すごい威力ですよね!僕も初めて聞いたときは目が飛び出るかと思いましたよ。
さらに、この複利は損失を出してしまっても元手が減る形で取引を続けるので利益は少ないですが、尽きるまでに時間がかかります。
10万円で負け続けると10回目の取引で単利の元手はなくなりますが、複利ですと3.5万残ります。
単利は全く同じ元手で運用しますから、損をし続ければすぐに無くなってしまいます。10万から10%ずつ引かれて行けば10回で0になるのは当然ですよね?
複利の場合は、マイナスの利益も元手に加算しますから、10万円の元手が9万円に。9万円の元手が8.1万円に…と徐々に元手が減っていくのです。
ですので、FXを始めるのであれば複利でコツコツやっていくのがオススメです。
終わりに
今回はここまでとさせていただきます。今後の記事で投資のテクニカルな点はお伝えしていきますが、投資はギャンブルではありません。
しっかりとしたノウハウやツールを用いれば簡単に稼げますし、安定して稼ぎ続けられます。最悪日本が国として終わっても稼げますので怖がらずに見てください。
だいたい、失敗する人はしっかりとグラフをみたり計算をしたりしなかった人です。そんなに難しい計算などはしませんので安心してくださいね!
では、これで終わりにさせていただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
バイオプ、デモトレだと勝てるのに…その原因と対策を公開!!
こんにちは!
坂本です。
今回は、バイナリーオプション初心者の方が陥りがちな、『デモトレードだと勝率が良いのに、本番のトレードだと勝率が下がる』という謎についてお話していきます。
バイナリーオプションなどの外貨為替は勝率として60%はほしいと言われています。これだけあれば、大きく負けて借金を背負うこともなく、脱サラできるからです。
そこで、勝率を上げるために『デモトレードをしよう!』と思うわけです。デモトレードというものが、いわゆるチュートリアル的な役割を果たしているからですね。
しかし、そんなデモトレードをしていると「デモトレードの方が勝率たかい!!」という事態になってしまうことが多々あるんです。
では今回はそんなデモトレードをして準備を整えたのに、本番で負けてしまうという方がなぜ本番で失敗してしまうのか、その対策はどうしたらいいのかについてお話していきます。
なぜデモだと勝てるのか
なぜデモトレードだと勝てるのか?それは、実際の損失がないからです。デモトレードということは、結局お金は発生していません。損も無ければ利益も無いんです。
例えば、ボクシングを行うとしましょう。トレーニングでサンドバッグを殴るのと、試合で選手を殴るのとでは動きに大きな差が出ますよね?
それもそのはず。トレーニングではパンチが返ってきませんが、試合では返ってくるからです。パンチを貰ったらKOで負けてしまうかもしれませんから当然、『回避』しますよね?
そうして、相手の動き方を待って反撃するわけです。しかし待っているだけでは『判定負け』してしまう可能性もありますよね?だからこちらから攻める必要もあります。相手もサンドバッグではないので、ガードしてきますよね?
つまり、トレーニングでは発生しなかったものが本番で発生すると、『練習通りの動き』なんてできなくなるのが人間であるということなんです。これがバイナリーオプションのデモトレでも起きたんです。
では、他にどういった原因が考えられるのか。それについてもお話しましょう。
・初心者あるある
さて、初心者のかたがまず陥りがちなものを「あるある」としてお話します。まずは、先程も言ったとおり、『実際の損失が無いからデモだと大胆な行動に出られる』というものです。
大胆な行動に出られるのは、確信があるからでしょう。なんの根拠もなく大胆な行動に出られるという方はおそらく何も考えていない方なのだと思います。
他には、『デモだと不安や焦りが無い』ということもあるでしょう。それも当然のことですね。なにせ全くリスクが無いんですから。焦って取り返そうとすることも、このポジションが下がるのかも…という不安も、必要ありませんからね。
ただ淡々と勝率のために行動できるわけです。
そして当然、『本番に緊張しまくってしまう』ということも起きます。本番では実際に損失が発生しますから、大きく損をしてしまったらどうしよう。という不安が大きくなるのでしょう。
そして、その不安が原因で実際に本番で負けてしまうのです。
・損大利小
さて、ここで『損大利小』という言葉についてお話しましょう。これは読んで字のごとく『損を大きく、利益を小さく』してしまうという意味です。
実は初心者あるあるで言ったことは全部これに当てはまるんですよ。損失を出してしまったから、せめてその分は取り返そう!と躍起になる。
これが、負け続けてしまう原因です。これをどうにか克服できれば、損はもう大きくならないでしょう。
そのやり方については後で解説しますね!
デモトレードとはどういうものであるのか
さて、デモトレードとはどういうものであるのか理解している方はどれくらい、いらっしゃるでしょうか?
デモトレードの本質は、『チュートリアル』です。ここを見間違うといくら強運を持っていても負けます。
デモトレードというものは、新しい戦略を試したり、自分はどの時間帯にトレードすれば良いのかなどを知るためにあるものだと思ったほうが良いでしょう。
つまり、『デモトレードで本気を出さないでほしい』ということです。あくまでデモトレードは、お試しの場。本番に行く前のチュートリアルです。
本番の場所では百戦錬磨の傑物たちがトレードをしているわけですから、その前のルール説明みたいなものだと思ってください。
基本を学ぶ場所ですので、デモトレで準備を整えたとしても実践経験にはなりません。そこをしっかりと押さえてくださいね!
デモトレードと本番の勝率を近づける為には
さて、ではそろそろ対策の方法についてお話していきましょう!デモトレードで出した勝率と、本番での勝率を近づける方法として主に3つのやり方があります。
- ゲームとしてやってみる
- 根拠のある取引をする
- 合理的な判断をする
この3つです。一つずつ説明していきますね!
・ゲームとしてやってみる
まずひとつ目に『ゲームとしてやってみる』というものがあります。恐らく、ふざけんなという罵声が出てきていそうですが、至って真面目です。
そもそも、実際の損失があるから不安になるわけです。では、自分の精神状態を『デモトレ中の自分』と同じ状態に持っていければ解決すると思いませんか?
そのための対策として、『ゲーム上のカジノのようにやってみる』というやり方があるわけです。ゲーム感覚で負け続けても大丈夫というふうにならなければ基本的にこのやり方で成功します。
ゲームと同じようにやれるならば大胆な行動も取りやすくなりますから、今までの本番よりももっと良い感じの取引ができるのではないかと思いますよ?
・根拠のある取引を行う
次は『根拠のある取引を行う』というものですね。根拠のある取引というと、どういう事?となってしまうかもしれません。
しかしこれは、とても簡単なことでチャートの情報から『このタイミングなら絶対勝てる!』というタイミングをしっかり見つけましょうということです。
しっかり分析を続けて、根拠を明確でより確実なものへとできるようにしないといけません。そして、タイミングを増やしていくのです。
それこそ、デモトレで検証しながら『自分が絶対に勝てるタイミング』を見つけるのも一つの手だと思いますよ?
これができれば、ほぼ確実に勝ち続ける取引もできるでしょう。少なくとも負け続けるということはなくなるでしょうね。
・合理的な判断をする
最後に『合理的な判断をする』というものです。合理的な判断というと、先程の根拠のある取引もそうですがこちらは『引き際も見極めよう』という意味が込められています。
例えば、「特定の時間帯で取引を行っていると負け続けるなぁ」と思った場合、その時間帯に取引を行うことをやめる。というのが合理的な判断の一つです。
他にも、「一日で取引できる回数」を設定しておいたり、「一日の予算はいくらぐらいで、これをオーバーしたら負けていても取引をやめる」といった感じですね。
こういったことをしておくと、勝率がグンと上がります。一日の利益ではなく、一月の、または一年の利益で見たときに、今意固地になってやり続けることが果たして良いのか悪いのか。
そういう判断も合理的にできると、勝率が上がってくると思います。
終わりに
さて、今回は『デモトレの勝率と本番の勝率のかい離の原因』とその対策についてお話しました。練習と同じ精神状態で臨めれば、必ずデモのときと同じ勝率になるでしょう。
しかし、本番で緊張してしまい、デモのときと同じ実力が出せなくなった時、勝率はデモのときより大幅に下ることとなります。
対策としては、ダメージを減らすか本番を本番と思わないこと。でした。
今回の記事をしっかり理解してくだされば、勝率は間違いなく上がります。ですので、じっくり読んで、しっかり身につけてくださいね!
では、今回はこれで終わりとさせていいただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
FXにおいて最も信頼できる指標!MACDをご紹介!!
こんにちは!
坂本です。
あなたはFXをやっていて、『絶対的な基本』となるような指標がほしい。と思ったことはアリませんか?
RSIとか移動平均線とか見ててもダマシが多くて見づらいよ…
なんて話もよく聞きます。慣れろ。というのは簡単ですが、もっとわかりやすくダマシが少ないものがほしいですよね?
そこで、今回はMACDという2本の移動平均線を用いた『ダマシが少ない』テクニカル指標についてお話したいと思います。
移動平均線と言っても、MACDで使うものは通常の移動平均線とは少し異なります。そのちょっと変わった移動平均線を用いて相場を読んでいくわけですが、ダマシが非常に少ないんです。
ダマシが少ないので、非常に人気のある優れた指標として用いられています。初心者ならば特に重宝したいものですね。
MACDとは?
さて、このMACDですが実は読み方が「マックディー」といいます。特に関係はないですが、覚えておきましょう。
MACDは『Moving Average Convergence Divergence』の頭文字を取ったものです。日本語ですと、『移動平均収束拡散法』という「収束するのか拡散するのかどっちやねん!!」と思わず突っ込みそうになるような名前ですね。
このMACDは、「移動平均線を進化させたもの」と言う表現をよくみます。
実際そのとおりで、ある計算方法をもとに移動平均線を作り直したものを使って指標を表します。
その際、二本の線を用意するのですが、そのうちの一つの線が名前の由来となっているMACDと言われるものです。もう一つの線を、シグナル線と呼んでいます。
このシグナル線とMACDは相場に忠実に動きます。そこで、MACDがシグナル線とクロスした時点から上がったか下がったかで予測していくのです。
新しい情報に『重み』を設けていく計算方法を用いていますので、現実の相場に沿った動きを見せますこういった手法を取っているために、ダマシが非常に少なく人気があるんです。
ダマシが少ないのも一つの人気の理由だと思いますが、長期中期短期すべてのスパンで使えるのもまた人気の秘密でしょう。
これを使えないトレーダーはまずいません。そのくらいに人気で、実力のある手法です。
MACDの作成方法
線を作るためにはまず数値と数式が必要です。MACDを表すためにも、当然それ専用の数式があります。
その数式を用いれば簡単に作成できますし、表計算ソフトがあればグラフとして表示することも出来ます。
そんなものを使わなくても、表示できるツールはありますが計算方法を知っておいて損はないので一応覚えておきましょう。
まず、MACDは『短期EMA』-『長期EMA』でもとめられます。
EMAとは指数平滑移動平均のことで、これの長期と短期の差によってMACDを表すことが出来ます。では、そのEMAの求め方をご紹介しましょう。
EMA=B+α(A-B)
A=当日のEMA
B=前日のEMA
α=2÷(n+1)
ここで、『α』は平滑定数と呼ばれるものを指し、『n』は特定の期間を表しています。このnに入る数字を調整することで短期と長期を分けることができるんです。
だいたいセオリーどおりなら12日と26日が入ります。この期間は『日』以外でも大丈夫で、週とか月とか時間とかも入れられます。
シグナル線は特定期間のMACDを移動平均させると出ます。この特定期間は大体9日間が最も多いです。
MACDの使用方法
さて、肝心のMACDの利用方法をお話しましょう。
MACDにはグラフに『0ライン』と言われるものがあります。この0ラインを超えて、上昇していれば、その相場は上昇トレンドであると言えます。下降トレンドはこの逆です。
0ラインより上で、右肩下がりのグラフの場合は天井値についたと見ることが出来ます。つまり、上昇トレンドの終わりですね。そこから下降トレンドが発生する可能性があると読めます。
0ラインより下で、右肩上がりならば、底値についた下降トレンドなので、これから上昇していくのだ。と読めます。
さて、売りのサインと買いのサインですが、これはゴールデンクロスとデッドクロスの味方を使います。
といっても複雑なものではありません。MACDとシグナル線が交差するときに、上昇しているか、下落しているかで「ゴールデン」と「デッド」を決めているだけです。
クロスした直後に上昇しているときは『ゴールデンクロス』といい、買いのサインとなります。逆に、クロスした直後に下落したら『デッドクロス』と言って、売りのサインとなる訳です。
MACDの見方はこれだけです。クロスした線が、上昇しているか下降しているか。これを見ることができればこの後にそれぞれの取引をするだけで勝てるというわけです。
ちょっとした豆知識ですが、このMACDにも『ダイバージェンス』というものが発声します。このダイバージェンスとは、「ローソク足と移動平均線の動きとMACDなどの分析結果が全く逆の動きをする」ことです。
このダイバージェンスが発生するとトレンドが大きく転換する可能性が高く、そのことから別名『転換点』とも呼ばれています。
MACDにも欠点が?
さて、非常に万能そうにみえるMACDですが、弱点が一つだけあります。それは『レンジ相場に向かない』という事です。
レンジ相場は移動平均線が横ばいになったり、特定の区間で激しく上がったり下がったりをする相場のことを言います。
つまり、トレンドが発生していない相場には余り使えないという事です。横ばいの相場は特にひどくダマシがちょくちょく出てくるほどに読み辛いです。
なので、この場合はレンジ相場に強いオシレーター系のテクニカル分析をしましょう。おすすめはRSIです。
ここにRSIの分析の仕方やチャートの見方についてまとめましたので、見てみてくださいね!”コチラから”
終わりに
今回は、テクニカル指標で最も人気のある分析方法を紹介しました。MACDという結構万能で優秀なチャートを作れるものでしたが理解していただけたでしょうか?
このMACDを覚えておくだけでも、投資で有利になれるはずです。なにせ、プロもアマチュアも皆使っているものですからね。使わない理由がありません。
他のオシレーター系やトレンド系と合わせて使うとより効果的なので、あなたもオリジナルの組み合わせで必勝法を編み出して見ましょう!!
では、今回はこれで終わりとさせていいただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!